2010.05.09
古河消防署 by もも子 [日記]
古河消防署は、消防本部建物の1階にあり、消防本部指令室からの要請で、救急車や消防車などの緊急車両を出動させます。
現在では救急車の殆んどが、HIMEDIC車(高規格救急車)となっていて、救急救命士が乗り込み、必要に応じ直接医師の指示を受け、適切な処置をしながら病人やケガ人の搬送することができる優れものの車両です。
車の中は、病院の一室のごとく、高度な処置に必要な機材がいろいろ揃っていて、現場に向かいながら病状、あるいはケガの状況に即した処置の準備ができるわけです。
数々の重要な機器が、車の側面に上手く備わっていました。
素人目にも、これも必要、これも必要と思われるものばかりでした。
また、なるほど。と思ったのは、一般住宅の2階から1階へと病人やケガ人を下ろすのに、ストレッチャーが使えないため、布製のタンカを使うのだそうです。
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消防車も化学車も揃っていて、化学薬品による火事現場では、泡で消火できる仕組みになっています。
一般的な消防車は、車に水が積んであり、現場到着後直ぐにでも放水できる状態になっています。
また、こんなものもありました。
はしご車
高所対応していて、ビルの13階まで届きます。
・ボート
水難事故等に対応します。
・資材搬送車
奥の箱型トラックに資材を積み搬送します。
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☆ 消防士さんからの切実なお願いを聞いてきました。
【路上駐車に大変迷惑しています!!】
・昼間は路上駐車は見当たらないのに、夜になると駐車してある(仕事が終わって帰宅して駐車するのでは・・・)
・消火栓付近や防火水槽(防火水槽マンホール)の上に駐車してあるという、迷惑極まりない車両があります
【火事現場で】
・火事現場で消防士に指示を出す市民がいます
・消火栓ポール
このポールの立っている近くには絶対に駐車してはいけませんよ。
これです。
いざという時、ここから水を吸い上げるのです!
・防火水槽ポール
地面に黄色のラインがあるのが分かりますか?
四角で囲った下に水が蓄えられています。
・防火水槽マンホール
この下にも大事な水が蓄えられています。
○道路交通法では次の通りです。
第9節 停車及び駐車
(駐車を禁止する場所)
第45条
3.消防用機械器具の置場若しくは消防用防火水槽の側端又はこれらの道路に接する出入口から5メートル以内の部分
4.消火栓、指定消防水利の標識が設けられている位置又は消防用防火水槽の吸水口若しくは吸管投入孔から5メートル以内の部分
5.火災報知機から1メートル以内の部分
●こんなこと今更・・・なんて、言われるかもしれませんが、当たり前の事が守られていないのが現状で、とても残念です。
絶対に守って欲しいです。と話していました。
皆さ〜ん、自分の身の回りを見直してみませんか。
自分から火事を出さないような防火対策と、うっかり路上駐車も大迷惑になることをもう一度真剣に考えてみましょう!!
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