2007.10.11
「よかんべまつり2」その裏にはドラマがあった。 by HIROさん [イベント]
前回の記事でよかんべまつりの凄い事実に驚いたと書いたが、このまつりは、古河商工会議所青年部が企画はもちろん各種手続きや申込み、準備や撤収まですべて自分たちの手でやっている。忘れてはいけないのは彼らはあくまでもボランティアなのだ。
先ほど80名中の15、6人のメンバーと言ったが、実際に活動している人数はその半分の7〜8人らしい。(当日はメンバー全員が招集され延べ50名ほどで運営)
その彼らがプロのイベント屋さんにも負けないほどの仕事っぷりをする。
さらには、予算までもメンバーたちの足で稼いでいるのだ
予算の半分はテントフェアの出店費や広告収入なので、
まつりが近づくと自分の仕事をほっぽり出して出店依頼のために頭を下げに行ったり、電話をかけたり、
そりゃあもう大変らしい。
とくに毎年変わるリーダーは、寝ずに準備をしたり、初めての経験を強いられたプレッシャーで、まつり当日には生きる屍と化し、ユラユラと場内をさまよっているという。
「まつり自体はどうってことない、自分たちも楽しむだけ。
本当に辛く大変なのは、その準備や企画の数ヶ月、だからこそ達成感があるんだ。」
と、かつて企画を経験したOBがいっていた。
また、「よかんべまつりには企業のリーダーとして学べることが沢山ある。そして、これを経験したリーダーは、でっかくなれる!」こんなことも言っていた。
でも、ボランティアとはいえよくそこまで出来ますね。と訪ねたところ「まつりの最終日に打上をやるんだけど、今まで苦労した仲間と美味い酒を飲んで、見守ってくれていた仲間達が祝福してくれる。大人になって泣く事なんて無いと思っていたけど、自然と涙が出て来て抱き合ったりするんだよ。男同士で気持ち悪いけど・・・・でも、その瞬間がお金じゃ買えないんだよね」
毎年、多くの人々が楽しく過ごす「古河よかんべまつり」
その裏側では、仕事や家庭を犠牲にしてまでも
よかんべまつりを愛し友情を大切にする
「古河YEG」のメンバー達の熱いドラマがあった。
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