2013.05.29
まちの中で見っ〜け(その3) by もも子 [大発見!]
最近では、盛ると言えば、「髪を盛る」、「話を盛る」などの時に使われがちですが・・・
本来の「盛る」は、勢いが盛んになる・器に入れると「う意味なのですよね。
飲食店の店先でこんなもの(写真)を見つけました〜
料亭・割烹などの飲食店や寄席などでは、
縁起をかついで、その入り口には器に塩を入れ盛ることがあります。
それを「盛り塩」といい、中国から伝わった風習だそうです。
初代中国の皇帝は、牛車(ぎっしゃ)を愛用していました。
その後、お金持ちも牛車を愛用するようになると・・・
常々、商売繁盛を願っていた店主は、「牛が止まればお金持ちも止まる」と考え、一作を講じました。
自分の店の前に盛り塩をすると牛が塩を舐めて、しばらくその場に立ち止まること。
更に牛は一度立ち止まるとなかなか動かない。
ということを知り・・・
牛が止まれば「牛車に乗っているお金持ちはその店に入り、お金を使ってくれる。」と。。。
このことから、「盛り塩」をすると「客を招く」・「福を招く」というように伝わり・・・
「人を呼び込む」ことに使われるようになったと言われています。
転じて、一般の人が厄除けの意味で玄関先に盛り塩をおいている方もいるそうです!!
お店も「盛り塩」で商売繁盛〜
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