２月１日（水）古河市地域交流センター
（愛称：はなももプラザ　略称：ももプラ）
がオープンしました。
オープンに先立ち１月２７日（金）には、関係者約８０名が参加して盛大な竣工式が執り行われました。



一方通行だった横山町通りは、はなももプラザオープンに合わせて相互通行に変わり、通りを利用する人にとってはより便利になりました。

はなももプラザの概観は、３種類の違った質感でできていて、エントランスから古風な石蔵風、中央は近代的なコンクリートの打ちっぱなし、左に曲がった部分はレンガ風と、とてもおしゃれな感じです。

中に入ってみると、白を基調とした造りで、清潔でおしゃれ、更に杉板や木目調の合板を使うなど、温もりも感じ取れます。

屋台ホール（視聴覚室）には古河屋台が飾られていて、その大きさに圧倒され、重厚で豪華な屋台に魅了されてしまいます。

昔、お祭りの時などに市内を引き回していた古い屋台を、１年もの長い時間をかけて修復しました。

漆の部分は仕上げまで３０工程を施し、彫刻の部分は僅かに残った色を元にお色直し、屋根は銅板、居並ぶ提灯、腰幕の雪華模様、これらを２階から眺めて見ると、更に素晴らしい全形が確認できます。

屋台ホールの左壁面には、一丁目で使っていたという屋台の彫刻が昔のまま（色褪せた姿）で飾られていて、いにしえを感じ取れるとても良いものです。

また、この部屋は視聴覚室としても使用でき、プロジェクター、大型ディスプレイ、ライトなどが完備されています。

中央ホールの突き当たりには、雪華模様をウールで織り上げた大きなタペストリーが、飾られてありました。これは昭和初期の着物（訪問着）の柄だそうです。

多目的ホール、会議室、和室などは、間仕切りが可動式になっていて、狭く使うことも広く使うことも可能なのだそうです。学習室のテーブルには間仕切り板があって、同席する人も気にならないという工夫もありました。

調理・創作室、これまでの調理室の概念と違い、中央にテーブル、窓際にＩＨヒーターと流し台という作りでした。（考えましたね！！慌しく片付けなくても調理終了後、直ぐに試食ができるということですね！）

この日は男の人のグループが、巻き寿司（節分メニューの恵方巻？）を作っていました。美味しそうにできていましたよ！

また、一部太陽光発電を使用しているなど環境にも配慮するなど、至るところに気配りを感じました。

観光ギャラリーでは、大型画面のPR映像放映（古河の観光や歴史の説明等）に何人かの人が食い入るように見ていました。

駐車場（３３台・第２駐車場１８台）も、充分に完備されています。

他にもトイレの仕掛け、和室の工夫などたくさん伝えたいことがあるけど、実際に見て使って実感してみてくださ〜い！