2008.07.11
もっと知ろう古河のまち by もも子 [お知らせ]
先日、古河在住のグループによる「“古河のまちをもっと知ろう”まち歩き」がありました。
というのも、古河に長く住んでいて、何となく知っているようで実は知らない。という事が多いんです!!
そのため、まちの中を無料で案内してくれる「観光ボランタリーガイド」さんにお願いしての、「まち歩き」となりました。
<<< 鎌倉時代から120年余にわたる古河公方時代を経て、
江戸時代には徳川譜代大名の城下町であった古河は、
日光奥州街道の要地として、代々小笠原・松平・奥平・
永井・土井・堀田・本多などといった老中格の大名が
城主となり、栄えた町であったのです。
今も、公方ゆかりの寺社や江戸時代
からの貴重な文化財等が市内の
あちこちにあり、往時を偲ばせています。 >>>
「まぐらが(麻久良我)の こが(許我)の渡りの 韓楫(からかじ)の
音高しもな 寝なへ子ゆゑに」
「逢はずして 行かば惜しけむ まぐらが(麻久良我)の
こが(許我)漕ぐ舟に 君も逢はぬかも」
記憶にはあるけれど、どんな意味なのだろう?
先ず、ガイドさんの万葉集東歌の2首の紹介があり、なるほどそうか恋歌だ!
遠い昔に想いをはせながらの出発でした。
その日は、午前10時から12時30分までの行程で、10数人のグループでした。
・長谷観音 → ・古河歴史博物館 → ・鷹見泉石記念館 → ・古河文学館 →
・篆刻美術館 → ・永井路子旧宅 → ・正定寺 → ・昼食
・長谷観音では“日本三大観音”のいわれを説明を聞きそれは凄い!!と驚き。
・古河歴史博物館では、珍しいストリートオルガンの音色にしばし聞き入り、館内は係の人が丁寧な説明をしてくれました。
また、受付奥にはビデオライブラリーとして「古河の昔はなし」が見られるビデオがありました。
・鷹見泉石記念館は、時代を感じさせるひっそりとした、たたずまい。凄くきれいに手入れされている事に驚き、正面の額に書いてある書の説明などがありました。
・歴史博物館の外側の噴水の説明もなるほどと思わせるものでした。
・文学館に到着して、やっと椅子に座ってレコード鑑賞。(SPレコードによる「名曲を聴く会」というのがあるそうです。)
手回しの蓄音機の竹針の話に興味津々。そしてその場所が、時間外にはコンサートや勉強会などに使うことが出来る事などを知りました。
・篆刻美術館は日本で唯一の篆刻美術館だという話をきいて、何て凄いこと!と思いました。
・永井路子旧宅で冷たいお茶の接待を受けホッと一息入れられました。
・正定寺では、歴史的背景のある話を聞き、また、土井家の墓所も訪ね、大いに時代を感じながら、全行程を終了しました。
どうですか?皆さん
遠くまでバスに乗って、よその町を見る前に、もっともっと自分の町を探検気分で歩いてみませんか?
健康にもイイですよネ!!
もう一つの楽しみは、歩いた後のお昼です。
古河には、美味しいお店がいっぱいあって迷ってしまうほどです。
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