2017.01.10
第11回 古河七福神めぐり by もも子 [イベント]
第11回 古河七福神めぐり
♪ お天気が心配されましたが、ほとんどの参拝者が終わる位まで何とか持ちこたえてくれました。
これも神様からのご利益なのでしょう。
♪ 開会式前に出発された先発隊の方もいっぱいでしたが、駅前に集まってご朱印台紙の購入などを待っている人もい〜〜っぱいいました〜。
♪ 針谷市長の「今年は福の年です。」というご挨拶があったけれど、そうなんですよね!
平成29年(ふく)なんですよね〜
今年参加された方々は、より多くの福をとり(酉)込むことになるでしょう!
♪ どこも行列。
でも、きちんと並んで参拝していて・・・
毎年のことながら、各所にはボランタリーガイドさんが控えていて、その協力が光っていました。
♪ 市内からの参加者が大半を占めていましたが、旅行社の観光で見えた方々、日立から一人で見えた方、小学生サッカーチームの親子さん、栃木県ウオーキング協会の大勢のみなさんなど県内外からのご参加、ありがとうございました。
♪ 坂長入口では、餅つきイベントがありました。
石蔵の中で、ふるまい用のあんころ餅をゆっくり堪能して頂けました。
また、希望者には餅つき体験もできました〜
♪ 華娘さんやゆきとのくんの応援もあって、賑やかで華やかな餅つきイベントになっていました。
♪ 古河の七福神めぐりには、「七福カレーめん」が付き物。
七福カレーめんの加盟店さんは大忙しだったようです。
また、各所でのふるまいにニコニコ顔が目に飛び込んできました♪
2016.12.16
2016.12.02
提灯竿もみまつりのおさらい(6) by もも子 [提灯竿もみまつり応援団]
「古河提灯竿もみまつり」の歴史やそれに関連する事柄が分かると、もっともっとより楽しく観ることが出来るのではないかなぁ!という発想で連載してきましたが、これまで書かれなかった小さな事柄を羅列してみました。
【昔の神事は不変であった】
30年位前までは “おかえりは12月3日と決まっていて、昔から神事については○月○日と決まっているもので、現在のように第1土曜などと変則的ではなかった。
【桟敷(さじき)って何?】
観客台のことで、屋根の上から張り出した平らな台の上で見物できるようにしたもの。
【競技もみって何?】
使う提灯(丸型8号・通称丸八)や人数(23人)にも決まりがある。
勝敗の基準は、
・火が消える
・竿が折れる
・提灯が取れる(燃える)
こうなると“負け”というもの。
16の参加団体が対戦していき、敗者復活戦で勝ちあがった団体を含め、最終的には8団体での決勝戦で、上位3団体が表彰される。
【自由もみって何?】
1本の竿に対して人数の決まりはなく、およそ20人〜30人でもむことが多い。
提灯の火が消えても、火をつけ直して何度でももむことができる。
【ろうそくの火が消えないようにするための秘策】
各参加団体が独自に考えた工夫があって、残念ながら、秘策はあくまでも秘策として明かすことが出来ないのだそうです。
どうもろうそくを削っているようなのですが・・・??
誰かこっそり教えて!!
【竿もと】
竿が浮き上がらないようにするため、トンボを4人がかりで、ひたすら力ずくで抑える
そのため、体ががっしりした頑丈な人がこの役に最適。
2016.12.01
提灯竿もみまつりのおさらい(5) by もも子 [提灯竿もみまつり応援団]
【今夜べぇだ 今夜べぇだ】
いざこざがあっても、無礼な事があっても根に持たない。
今日ばかりは無礼講だ!
商店などの小僧さんや使用人たちは、普段のキツイ仕事から解放され、今夜ばかりは自由だ!
明治以降、まつりの夜に取締りをする藩の役人達は、この日だけは特別に見て見ぬふりをしてくれた。
「今夜べぇだ、今夜べぇだ」と、口々に言っていたのは、無礼講が認められ、ほんのひと時の自由への歓喜の現れだったのか烽オれません!
【〜〜もっと詳しく知りたい〜〜】
激しく揉み合い、自由にならない提灯竿を懸命にもみみ合うこのまつりは、男のエネルギーのぶつかり合いであり、発散の場でもあった。
そこは、無秩序と混乱、興奮と怒号の空間であり、全てを忘れてただ揉むことのみが目的となった。
まつりの掛け声の「今夜ラぇだ、今夜べぇだ」とは、「今夜だけだ」というこの地方の方言で、今夜だけは普段許されない事が可能になり、日常起こりえないことが起こる。
「今夜べぇだ、今夜べぇだ」はまつりだけでなく、まつりに関連した事柄にも及んだ。
この夜だけは、映画館、芝居小屋、料理屋あるいは遊郭も終始営業し、女性や子どもも遅くまで出歩く事が許された。
提灯竿もみまつりには、当然のように怪我と喧嘩がつきもので、この喧嘩も「今夜べぇだ」と言ってこの夜のうちに納められ、この仲裁に重要な役割を果たすのが、町内頭(がしら)や鳶(とび)の人達だった。
提灯竿もみまつりにおける鳶(とび)の役割は、各町内で竿の組み立て、提灯の胴元、矢来の組み立てとともに、もみ場の警備等があり、「矢来の中の喧嘩は、警察が入ると余計に大きくなり、納まるものも納まらなくなる。」と言われており、頭(かしら)が仲裁に入ると、相手も引き下がり、あとは町内の役員同士で話し合って解決された。
彼らが半纏を着ていることから、半纏着が入ると、どんな喧嘩でも納まると言われた。
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