2013.04.24
まち歩きと篆刻体験 by もも子 [日記]
知っとこネットの加盟店さんと、編集委員による、まち歩きと篆刻体験をしました。
古河には、まち歩きをする人にとって頼もしい味方(ボランタリーガイドさん)がいるんです。
古河のまちのことなら、詳しく何でも説明してくれて、更に料金はかからないんですから、とてもありがたいガイドさんなんですよ!!
今回、そのボランタリーガイドさんに、まちの中の案内をして頂きました。
案内の冒頭で、万葉集に詠われた東歌の二首を紹介してくれました。
まくらがの こがのわたりの からかじの
おとたかしもな ねなへこゆゑに
あはずして ゆかばおしけむ まくらがの
こがこぐふねに きみもあはぬかも
「こが」は、古く奈良時代に編さんされた、『万葉集』の東歌に「許我」として歌われてる長い歴史のあるまちなんですね!
自分の住んでいるまちなのに、詳しくは分からない。
普段通っている道なのに、何となく見過ごしてしまって、雪の結晶のモチーフが埋め込まれていることに気づいていない。
ねずみ木戸を通り抜けると、第1小学校の正門近くに出てきた。など思いもよらぬ展開に “ビックリ”
文字通り、まち歩きは新たな発見の場でもありました。
ありがたいことに、初めて歩く人にも分かりやすいようにと、至るところに案内板が設置されていました。
今回のまち歩きは午前中の2時間だけでした。
永井路子旧宅・篆刻美術館の外観・鷹見泉石記念館・古河歴史博物館・文学館を歩いみて、改めて古河というまちの歴史の深さと、遠くいにしえの人々の生活や、今に伝わる文化が思い起こされました。
ボランタリーガイドさんの言葉で心に残った言葉は
・古河のまちをもっと好きになって欲しい。
・プチガイドが出来るようになって欲しいという事でした。
「古河に住む多くの人が、古河の歴史のキーワードや施設の場所や見所などプチ的にでもガイドできたらイイのに」と改めて・・・
お昼は、楽しい話しに花を咲かせ、美味しいランチに
舌鼓を打ち、思い切り堪能してきました〜
午後は、それぞれが選んだ文字を一心不乱に刻んだ篆刻体験
・2度目だというTさん
「前回よりも格段に良い」と自画自賛、見事な出来ばえに思わず “歓声!”
・Mさんはプロか? と思われるほどの芸術的かつ完璧な刻みに一同が “脱帽”
・篆刻美術館に移動する道々「手先は器用なので・・・」と豪語していたAさん、
宣言通り納得の仕上がり
・「魚」に挑戦したKさん、今にも泳ぎ出しそう!
お店のパンフに使ってもらいたいですね!!
・Sさんの下書きを見たとたん、思わずラーメンが食べたくなるような・・・
私にはどうしても “なると” に見えちゃう Bravo!!
・篆刻の直線は、水平垂直で刻まれ、右上がりや右下がりはないという説明に
そう言われればなるほど。。。納得。
・余計なところまでスッと印刀(石を削る刃物)を滑らせてしまって
“あー” と、急に大きな声を出して注目を浴びたSさん・Tさん
・カーブが難しいと言いながらも、コツを教えてもらうと印刀がスムーズに動き・・・
仕上がりは最高!!と大満足のTさん
・文字部分を8割、余白(ここでは、文字部分は白・その他は朱色)は2割という理想的に仕上げ、男らしさを表現したTさん
・縦線横線の練習の刻みでつまずいて、「自分はこんなに不器用だったのかな」と・・・
更に追い討ちが・・・隣の席から「そんな画数の多い文字は難しすぎるよ〜」と
辛口コメントが飛んでくる中、無言での格闘の末、まづまづの出来に納得したもも子でした〜〜
他の作品も、どれを見ても一点ものの素晴らしい出来栄えでした。
参加した人だけがイイ思いが出来たネ!!と、喜んでくれた加盟店さん、ありがとうございました。m( _ _ )m
もしかしたらこれをきっかけに、「もっと良い作品を」と、また篆刻美術館の学習室に出かけて行っちゃうかも知れませんね!!
ボランタリーガイドを希望するには(予約が必要です)
TEL:0280-30-3434 (古河駅案内所)
FAX:0280-30-3434 (古河駅案内所)
篆刻美術館 美術学習室(篆刻体験をするには予約が必要です)
TEL:0280-21-1141
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