2011.11.16
「古河」のこと by もも子 [発見!]
テレビ東京の番組「アド街ック天国」に古河が出る!!ということは既にご承知の通りで、漠然と「古河」って良いまちと思っていたけれど、でも、どこがどんな風にイイんだろう?と改めて考えてみると、詳しくは分からない。
更に分からないのは“昔の古河”のこと。
という訳でちょっと調べてみるとこんなに興味深いことが分かってきました。(^^;)
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“こが”という言葉(音)が表に出てくるのは、万葉集の“まくらがのこが”
〜万葉集の古河のはなし〜
麻久良我乃 許我能和多利乃 可良加治乃
於登太可思母奈 宿莫敝児由恵尓
(第三五五五首)
( まくらがの 許我の渡りの からかじの 音高しもな 寝なへ児ゆえに )
安波受之弖 由加婆乎思家牟 麻久良我能
許賀己具布祢尓 伎美毛安波奴可毛
(第三五五八首)
( 逢はずして 行かば惜しけむ まくらがの 許賀こぐ船に 君も逢はぬかも )
万葉集では、古河は「許我」「許賀」と書かれています。
当時は表音文字であり、1字1音漢字で記されたためと考えられます。
(「滸」はほとり、水辺を意味し、「找」は竿さすとか船を進めるとの意味をもっている。)
「許我」が古河であるという確証はないけれど、河川が合流する古河の地形からみて、歌にある「許我の渡」は十分に想像でき、当時の古河は河川交通がさかんであった可能性が高いといえるでしょう。
この先のことも調べられたらやってみますね。。。
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