2009.06.29
興味深い天体観測 by もも子 [耳寄り情報]
皆既日食=日食で、太陽全面が月に隠される現象。
2009年7月22日に奄美大島などで観測される皆既日食は、今世紀最大の天体ショーと言われ、太陽が月によってすっぽりと隠れ、あたりが瞬く間に暗くなっていく現象で、数分間、あたりは急に夜のようになるのです。
平成21年(2009年)7月22日は全国各地で部分日食が見られるだけでなく、奄美大島北部、トカラ列島、屋久島、北硫黄島、硫黄島などで皆既日食を見ることができるのだそうです。
前回、日本の陸域で皆既日食が見られた昭和38年以来46年ぶりのこと。
次回はさらに26年後の2035年まで待たねばならないため、今回の皆既日食には俄然注目が集まっているそうです。
加えて、この日食にはもう1つ大きな特徴があって、皆既の始めから終りまでの時間(皆既食継続時間)が最長6分44秒と、今世紀中で最も長いのだそうですヨ〜〜。
そもそも“日食”って、地球と太陽の間に月が入ることで起こるもので、地球から眺めると月と太陽はほぼ同じ大きさであるものの、楕円運動により距離が変化するため、月が太陽より若干大きく見えたり小さく見えたりする。月の本影の中に入る中心食であっても太陽が完全に隠れる皆既日食と周囲が残る金環日食の2つが存在するのは、月・太陽の大きさと距離が微妙なバランスで織りなす自然の奇跡なんですって。
皆さ〜ん、観察の方法にご注意くださ〜い!!
太陽をそのまま目でみることは、とてもまぶしくて危険です。望遠鏡を使ってその太陽をみようとするなんてもってのほかですよ〜!
安全に観るためには、フィルターを正しく使って、楽しく観察をしてください。V(^^)V
普通のサングラス・黒っぽい下敷き・ガラスにすすをつける・黒いゴミ袋を重ねる・感光して黒くなったフィルムなども使ってはいけませんよ〜!!
次のチャンスは26年待たなければ来ないし、是非楽しい観察をしてみてくださいネ!!
V(^^)V
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