2008.12.09
関東の奇祭「古河提灯竿もみまつり」 by もも子 [イベント]
12月6日(土)午後4時〜9時
古河駅西口 横山町お祭り特設会場にて
「古河提灯竿もみまつり」が開催されました。
やはり12月、夕方から夜にかけては、少し風もあって寒かったです。
しかし、熱気は凄い!!そこには熱く戦う数多くの勇姿がありました。
大人部門16団体と子ども部門12団体、それぞれに分かれて競い合いました。
20メートル近い竹竿の先につけた提灯を激しく揉み合いながら、相手の提灯の火を消し合い、実に勇壮です!
ある団体の提灯の火は、消えたかと思いきや消えない。
秘密の仕掛けでもあるかのように思えるほどでした。
古河市職員互助会の提灯は、
今年大きな話題になった“ポニョ”を起用していて、
何とも愛くるしいポニョに大きな拍手が起こりました。
大人も子どもも思いっきり楽しんで、祭りに興じていた姿は、遠い昔からの伝統を大事に受け継いでいく、
とても大切なことのように思いました。
そして、小さな子どもの手を引きながら、
まつりを見せているパパやママもいたりして、
「これも大事だなあ〜」って・・・
会場近くでは、「和太鼓」や「よさこい」も披露され、まつりに華を添えていました。
【古河提灯竿もみまつり一口メモ】
この祭りは、江戸時代は古河藩領であった野木神社(現・栃木県野木町)の神官が、御神体の神鉾を奉じて馬に乗り、神社の神領である七ヶ村の末社をめぐる「七郷(しちごう)めぐり」を終え、12月3日の未明に帰社するのを、提灯を持って出迎えた人達が、寒さをしのぐために身体を揉み合ったのが始まりで、その名も「おかえり」と言われていました。
日光街道の花柳界横山町が会場で、」この夜の沿道には、近郷近在から人々が参集し大勢の参拝者で賑わったそうです。
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